5/11/2016

日本人がアメリカでマネジメントをする際の注意点

最近気になるテーマの一つ。

グローバル化が叫ばれる日本、
海外に拠点を出し、外貨を稼ごうとする日本企業。

サンディエゴにも日本企業が多く進出しています。
外国人部下を持つ日本人ビジネスマンも普通にいる。

だからこそ、すごく気になる。
日本人は外国人社員をマネジメントできているのか。

「マネジメントができない日本人」などと揶揄されるけど
そもそも「マネジメント」って何?

日本でマネジメントの経験があったとしても
アメリカでもその方法で通用するのか?

このあたりのことは学校でも学べないタイプのことで
経験したり、目の当たりにしたりすることが早道かなと感じています。

わたしが日ごろ感じている日米のマネジメントのギャップは
いくつかありますが、その一つは時間について。

日本は正社員だろうとアルバイトだろうと
就業時間の拘束がすごい。

一方アメリカの場合は、自分の仕事が済んでいれば
就労時間が9時5時であっても、金曜日は特に
4時とか4時半とかに帰る人もけっこういる。

それからうちの会社でももめるのがランチタイム。

アメリカの会社はランチタイムの規定があっても
レストランが混むから12時15分前にオフィスを出る人も普通にいるし
ランチから1時間15分~1時間半くらいで戻ってくるのも普通。

そこに日本式で「10分遅れて戻ってきた」などと
目くじらを立てると、「こんなことを言って信じられない・・・」となる。。。

「アメリカで10倍うまく立ち回る方法」にも
社内でのランチについて書いてありました!


それから、マイクロマネジメントの問題。

一つの例としてこちらのストーリー
「日本人上司のマイクロマネジメントにキレたアメリカ人従業員の話」
が興味深い。

アメリカ:
ボスは役割や目標を明確に伝え、担当者に仕事を任せる。
担当者はボスよりもやり方を心得ていて熟知しているので
ボスは口出し不要で、報告を待っていればよい。

日本:「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が基本。
ボスも進捗状況を頻繁にチェック、部下は上司からの指示を仰ぐ。
業務過程は共同作業、マネジャーの仕事か部下の仕事か判別しにくくなる。

この結果、アメリカ人社員は「ボスに信用されてない」
「仕事を任せてもらえない」とストレスを溜めるはめに。。。

一方、日本人ボスは「思ってたものと違うものが出てきた」
ということにもなる。

対策は、アメリカ人社員はボスが欲するものをチェックすること。
日本人ボスは期待する結果や完成品を説明し、スケジュールを設定すること。


「日本とアメリカの企業文化の違い」の比較表も面白いですねぇ。

「50%の確立があると思ったら「できる」と言って、あとは100%できるように努力」
「アメリカは結果重視、日本はプロセス重視」など
基本だけど知っておきたい違いってありますね。

対アメリカ人ボスとやり取りするときはこの違いを考慮におくべし。


同友会による「日本企業のグローバル経営における組織・人材マネジメント」
という報告書は、トヨタ自動車はじめとする日本発グローバル企業が
マネジメントに四苦八苦している姿が垣間見れる。

日本にいる人が書いたと臭いがする報告書。
アメリカにいる人が読んだらすごく違和感&ギャップを感じざるを得ない・・・。


そんな日本人マネジャーは「異文化タレントマネジメント
-外国人社員を部下にもつ上司に求められるコミュニケーション技術」
というこちらの記事がオススメ!

日本人と外国人に具体的にどういった違いがあるのか、
そしてその違いに大してどう対処すべきかが、具体的に示されている。

グローバルマネジメントに携わる人は
この手のセミナーを事前に受講して準備する必要は大いにある。

うちの会社では、語学研修なるものはあるらしいけども。。。



主に日本で外国人をマネジメントする場合の
具合的な対処法は「外国人社員の活用と課題」が一読の価値アリ。

例えば、「外国人社員は自分の強みを活かし、価値があると思う仕事を
選びたいという気持ちが強い」には大いに同感。

日本人ボスには、一生一つの会社に勤めて
「ジェネラリスト」として生きてるパターンが多い。
「プロフェッショナル」として生きたい人の気持ちを汲んでいく必要あり。

日本企業のなかで外国人社員が「疎外感を感じやすい」
というのはアメリカにあるうちの会社でもあること。

「自分にだけ情報が入ってこない」
「会社のルールの説明が不十分で、よく分からない。」などなど
日本人社員だったら日本語で丁寧に説明があるところが
外国人社員になると説明がなかったり、中途半端だったり。

外国人社員側も「この会社ヘンだ。」で片付けて
わざわざ説明しなかったり。。。






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