初節句 ひなまつり

3月3日はひなまつり。

向かったのは郵便局。
大きな箱7つが、日本から届きました。

わたしが生まれた30+年前に
祖母が初節句のお祝いに買ってくれた雛人形。
京都の職人さん作。祖母の弟が勤めていた百貨店で求めた豪華7段です。

当時の価格で50万円したらしい・・・。

セダンに詰め込んで何とか1回で運びきった!

許可をもらって、郵便局の裏口に車を停めたら
郵便のおにいさんたちが荷物を車に積み込んでくれました。

おにいさん、どうもありがとう!!


家に到着!

一箱一箱に「ようこそはるばるいらっしゃいました!」って声をかけました。
中にはお雛様やお内裏様、三人官女や五人囃子が入っているんだから!





「よし、やるぞ!」と荷解き開始。


当時の「のし」がそのまま入ってた!

木の箱のなかにお人形が並んでいました

説明書(?)を頼りに、飾りつけに奮闘すること2~3時間。
なんとか形になった!!



ひな壇の支柱は金属で重たいので、郵送は断念。

みな平等のアメリカだし・・・笑
いざ飾ってみると、これはこれで美しいですね。

祖母からもらった雛人形を、娘に受け継いでもらうことにしました。

「素敵な伝統ね」「すばらしいアイデアだ」「美しい」
「女の子じゃなくてもほしい」などなど
現地の人の反応はとってもよかったです!

これからアメリカで育っていくであろう娘が
日本の文化や、家族からの愛情を感じてくれたらいいなって思います!



おまけ・・・



雛人形が母から届いた日の夜、祖母に電話しました。

「あら~、あなたのお母さんは大事に取っとってくれとったんやねー。
そりゃ、送り賃がよけいにかかったろう。
大き過ぎるのを買ってしまっとったけど、大きい家に飾れてよかったね。」

祖母はとても喜んでくれました。

「雛人形をありがとう」って祖母に伝えることができて
わたしもとってもうれしかったです。



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