脳科学マーケティングで思うこと

TOPPOINTライブラリーで読んだこの本。

「脳科学がビジネスを変える」

ニューロマーケティング、つまり脳科学を利用したマーケティングに興味がある。

いくらアンケートをとっても無意識の判断には触れることができないし
統計から現れる相関関係も絶対条件とは限らない。

脳波やが手軽に使えるアプリなどが出れば
マーケティングの方式は大きく変わってくるのかな。

具体的には、製品AとBを顧客に比較してもらう幾つかの質問を準備して、その質問に答えたときの脳波などの動きを基に、どういう回答なのかを示してくれるようなアプリ。。。

大日本印刷(DNP)が脳科学を利用したマーケティングサービスを行っているらしい。雑誌・カタログのどのページに興味を持ったか脳波で手軽に分析できるらしいが、調査対象者が6名の場合で95万円から。

脳波の測定器も必要、脳波を解析する知識のある人間も必要。なかなか難しい。

しかも現状では、調査時に頭部に測定器を取り付けるなど被験者にストレスを与える状況。自然の回答が引き出せるとも限らない、という声も。確かに。

とはいえ脳科学や心理学をマーケティングに用いるのは論理的な気がする。

今の段階ではアプリや器具を使わない脳科学・心理学をもとに人間の根源に訴えるような手法が得策のように思える。


ちょっとズレますが、脳波を利用した製品はこんなのがあった。

脳派で操作できるラジコンヘリコプター

脳波で動く耳「nekomimi」

ラベル: , ,