Nadiaのこと⑦ Alejandro

Keiko, Aya, Alejandro, May, Nadia


Alejandroへ連絡が取れなかったことが一番の気がかりだったものの、ようやく先週の水曜日に連絡が取れました。

メキシコの祝日(Good Friday)の前日、メキシカリでパートナーとビジネスをしている彼が仕事を終えて、個人メールを久々に開いたところ、わたしのメールを見つけたとのことでした。

わたしも当初、彼の古いメアドのほうにメッセージを送ってしまっていたため、連絡がさらに遅れてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいました。

この日はあろうことか4月1日でエイプリルフールだったのですが、Alejandroはわたしがこういうことで冗談を言う人ではないことをすでに理解していて、事の重大さを感じてくれていました。

AlejandroとNadia、米墨の国境にて


彼が電話をくれて、30分近く話しました。彼は男性ではあるけれど心のひだに触れるものはわたしやNadiaと同じで、そういうこともあり、3人は本当に仲良くしていたんだと思います。

彼はつい2週間前にNadiaと話したばかりだったそうです。そろそろ会おうと連絡していたとのことでした。「もっと早くティファナに行っていれば・・・」とくやしそうにしていました。

「Nadiaは今年の秋ごろに日本に行くと言っていたんだよ。どういうわけかAyaとも連絡が取れたみたいで会いに行くつもりだったみたい。」

AyaというのはSDSU時代にいたスペイン語を副専攻にしていた友だちで、その後行方がわからなくなっていたものの、Nadiaがフェイスブックで見つけたらしく、二人はやり取りをしていたようでした。

ショックを受けつつも、「連絡をくれてありがとう」「僕たちはこれからも友達だ」「近いうちにサンディエゴに行く」と言っていました。わたしのほうも「近いうちに会って話そう」と約束しました。

彼はLuisとも話したいと言ったので、Luisの電話番号を伝えて電話を切りました。

彼にとっては余りに急なことで、もっといろいろ知りたいだろうと思ったので、少しでも助けになるかもしれないと思い、わたしの英語版のブログに書いているNadiaのことの記事のリンクを送りました。

仕事が忙しいらしく「2ヵ月後にはそちらに行けると思う」と言っていました。その時の再会を楽しみにしています。皆それぞれの生活があり、わたしたちの生活は続いていきます。






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